【InterCity】長距離バスでクライストチャーチからテカポへ

旅について

旅の3日目からはテカポ湖へ!
多くの方がレンタカーを利用されるのではないかと思いますが、車の運転ができないわたしは、公共交通機関での移動が必須。
ということで、ニュージーランドの長距離バス【InterCity(インターシティ)】を利用して移動することにしました!集合場所や預け荷物の制限、休憩の有無など、皆様が気になるであろうポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

InterCity(インターシティ)とは

InterCity(インターシティ)とは、ニュージーランド最大のネットワークを有するバス会社。北島・南島を網羅し、定期便も多数運行。冷暖房完備のバスで快適な旅ができます。
時間単位で購入するフレキシーパスやトラベルパスなどの割引パスも発売しているようですが、今回はクライストチャーチ・テカポ間の定期便のStandardチケットを購入しました。

チケットの購入方法はこちらの記事を参考にしてみてください!

チケット料金・預け荷物について

クライストチャーチ・テカポ間の今回のチケット料金は時期によって変動しますが、わたしが予約したものは行き:51NZD、帰り:54NZD、手数料:5.5NZDで、合計110.5NZDでした。渡航前にクレジットカードで購入したので、日本円での請求額は往復で約10,000円です。
ニュージーランドの物価を考えると、高速バスが片道5,000円程度なのはお手頃のような気もしますね!ただし、こちらはキャンセル・変更不可のチケットですのでご注意ください。

そして、チケットには、1人につき2個まで(それぞれ20kg)の受託手荷物の料金も含まれています。十分すぎる!スーツケースやバックパックなどの大きな荷物も預けられるのでご安心ください。

集合場所(乗車)

行きの【乗車場所と降車場所】が帰りは反対になるだけなので、今回は行きの行程でご紹介したいと思います。集合場所は、【Christchurch Bus Interchange】というバスターミナルの前の通りです。

バスターミナルの中には路線バスが停車するようになっていますが、テカポ行き長距離バスはその前の通りLichfield St沿いに停車します(※2024年5月時点)ので、バスターミナルの中で待つことのないようご注意ください!

以下の地図は、バスターミナルの建物を指していますので、その北側にあるLichfield St沿いに出て待っているとバスがやってきます。

時間に余裕を持って到着された方は、バスターミナルの中で待つと良いでしょう。
テーブルとベンチもあり、テーブルには電源タップもあるので充電も可能です!8時前に着いたのですが、すでにインフォメーションセンターも開いていたので、集合場所が分からなければここで尋ねてみてくださいね(わたしはここで教えてもらいました!)

乗車(チェックイン)方法

今回のバスは、クライストチャーチ8:30発、テカポ12:05着の便です。
8時を過ぎたのでバスターミナルを出て待っていると、通り沿いのベンチ付近に大きな荷物を持った方が数人いらっしゃいました。まっすぐで見通しのいい通りなので、集合場所を間違えることはなさそうです。

8:15にチェックインが開始されたので、メールで送られてきたチケットを運転手さんにお見せします。運転手さんも乗客の名簿を持っているので、すぐに確認が取れました。

席は自由席。わたしは車酔いをするので前の方の席を選びました。景色を楽しみたい方は、前の方の席だとフロントガラス越しの景色も楽しめるのでおすすめですよ。
そして、定刻通りにバスが出発しました!「海外の公共交通機関って平気で遅れるよね〜」みたいなイメージがありましたが、今回の滞在では基本的にオンタイムでした!遅れないようにしましょう!

15分休憩

クライストチャーチ郊外の広大な景色を楽しみながらぼーっとしていると、小さな街に到着。時刻は10:30、ドライブインのようなところで休憩です!休憩は10:45までの15分間。お手洗いを済ませ、売店とカフェのある建物の中へ。

カフェの中でサクッとドリンクを楽しんでいる方もいましたが、わたしはバスの車内でも飲もうということでテイクアウトにしました。寒いので、カモミールハニーティー(4.5NZD)をチョイス。ニュージーランドといえば!の、フラットホワイトなどももちろんありました。わたしは車酔いをするので(2回目)、こういうときにカフェインは要注意なのです。胃に来る。
お値段もお手頃な感じで、笑顔が可愛い店員さんの対応も素敵でした。

お土産コーナーは本当に小さなものなので、ここではなくてクライストチャーチかテカポのお店で買うことにしましょう!
そしてまた、予定通り10:45にバスは出発です。45分になった瞬間に発車したので、こちらも遅れないように注意しましょう。

車内での過ごし方(景色を楽しむ・無料Wi-fi)

バスに乗っている間は、音楽を聴きながらひたすら車窓からの景色を楽しんでいました。
曇り空ではありましたが、日本とは違う広大な景色を見ているだけで楽しいんです。
ときどき、牧場のようなところで羊の群れを見つけると嬉しくなりました。あと、服を着た?お馬さんも見つけたりしました。他にも、民家に停めてある車がやたらと大きい!日本の軽自動車みたいサイズ感のものは珍しいみたい。そんな感じで、いろんなことに注目しながら景色を楽しみました。

そして、テカポが近づいてきたところで、なんと晴れ間が!

虹を見ることができました!
広大な土地で遮るものが何もないので、虹の足まで綺麗に見えるのです。この瞬間は、車内の至る所からシャッター音が聴こえてきました。こういった、その場の一体感が感じられる瞬間って、いいですよね。

もちろん、景色を楽しむ以外にもさまざまな過ごし方があると思います。
InterCityのバスは無料Wi-Fi完備なので、思い思いの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

到着場所・周辺情報

12:10頃、テカポに到着しました!12:05到着予定でしたので、ほぼほぼ時間通りです。
到着場所はこちら、星空ツアーなどを行っているDark Sky Projectの建物の前になります。

こちらのバスはテカポを経由してクイーンズタウンに向かうので、そのまま乗車する方は12:50までが休憩時間となっていました。周辺には飲食店やスーパーがあるので、ランチの場所にも困らないと思いますよ!また、すぐ目の前に公衆トイレもある便利な場所です。

Dark Sky Projectの建物の裏に回ると、もう目の前がテカポ湖です!
あまりの美しさに思わず「わ〜!」と声をあげてしまいます。善き羊飼いの教会も、バスの停留所から歩いて行ける距離にあります。ここで本当にさらっと、周辺情報をご紹介いたします。

善き羊飼いの教会

テカポ湖を代表するスポット。1935年に入植者を讃えて建てられた石造りの教会です。

テカポ湖のほとりにひっそりと佇む姿が愛らしい。
夜はこの教会をバックに星空の写真を撮影する方も多く、必ず訪れたい場所です。

個人的には、教会に向かう途中にかかるこの橋も美しいなあと感激してしまいました。この橋の上から見るテカポ湖の景色も最高です。

湖畔レストラン

テカポ湖の名産品として有名なのが、サーモン!
日本人としては、そのサーモンを煮たり焼いたり味付けしたりせず、そのまま刺身で食べられたら…
という願望が真っ先に浮かんでくるのですが、あります!食べられるところが!

というわけで、ご紹介するのが日本食レストランの「湖畔レストラン」。
テカポに来た日本人が必ず訪れると言っていいほどの人気店だそうです。

やっぱり、うまい魚は刺身でなくちゃ!というわけでサーモン丼をいただきました。至福…

湖畔レストランの窓から見える景色も、絵画のようで美しいんです。
この景色を楽しみながら、サーモン丼をいただく…なんて贅沢な時間なんでしょう。

湖畔レストランと同じ建物の中にあるAotea Gifts Tekapoは、テカポで一番品揃えが良いお土産屋さんなので、帰りのバスの待ち時間などに寄ってみるのもおすすめです!

TEKAPO FOUR SQUARE SUPERMARKET

こちらのFOUR SQUAREが、テカポ唯一のスーパーマーケットです。
バスの停留所付近が街の中心のようになっていて、飲食店やお土産屋さんなどが立ち並んでいるのですが、その端に位置しています。滞在先のホテルなどが中心地から離れている場合は、この辺りを訪れた際に必要なものを購入しておくのがおすすめです。

品揃えはまずまずで、必要なものは揃います。お惣菜も置いていて、イートインスペース(小さなカウンター席)もあるので軽い食事も可能です。物価はクライストチャーチに比べるとやや高く、観光地価格になっていると思われます。

お安くはありませんが、ランチがどこも20NZD以上すると考えるとお手頃なスーパーのSUSHI (お寿司)。
このサーモンとアボカドのお寿司は結構いけました。お醤油はもちろん、わさびとガリも付いています。テカポ滞在中、2回も購入してしまいました。

やんかな
やんかな

正直、こんなに日本食を食べた海外旅行ははじめてでした。笑

いかがでしたか?
クライストチャーチからテカポへのバス移動の、具体的な流れをイメージしていただけたのではないでしょうか?

長距離バスの旅は想像以上に快適で、うまく旅程を組めばレンタカーでなくとも良い旅ができると感じました。「海外で運転するのはちょっと不安」「そもそも車が運転できない!」という方も、InterCityのバスを利用することで長距離移動を諦めることなく、旅を楽しんでくださいね。

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