引き続き、旅の2日目でクライストチャーチの街歩きを楽しんでいるやんかなです。
ふらふらと歩いていると見つけた、日本ではお目にかかれないヨーロッパ風の建物。こちらもどうやら無料で入場できる施設とのことで、入ってみました。
今回は、リノベーションされたネオゴシック様式の建物を利用した文化施設、クライストチャーチアートセンターをご紹介いたします!
クライストチャーチアートセンターについて
クライストチャーチアートセンターは、旧カンタベリー・カレッジ校舎として建造されたネオゴシック様式の建物を利用した文化施設です。
敷地内には、飲食店や、芸術品・工芸品を取り扱う店舗、展示室や映画館、劇場などがあります。
また、広々とした美しいお庭には彫刻などのアート作品も並んでいます。
今この写真を見て気づいたのですが、左上に、まるで鉛筆でスケッチしたかのような建物が空中に浮かんでいますね!
どういう原理か分からないのですが、もしかするとこちらもアート作品だったのかもしれません。
建物の内部は、元の建物が生かされたアートな空間になっています。
カフェや雑貨を扱うセレクトショップ、洋服屋さんやキッズ向けのおもちゃ屋さん、フレグランスを取り扱うお店やスイーツショップなど、様々な業態の店舗が営業しており、2〜3時間はゆっくりと楽しめそうです。
こちらはおもちゃ屋さんの入口。可愛い!
そのほか、内装がとても素敵な「The Observatory Hotel」というホテルや、エアビーも営業されているようでした!
また、屋外ではキッチンカーが数店舗営業しており、外のテーブルで食事ができるようになっていました。
ショップや展示を見てお食事もして、映画やパフォーマンスなどの娯楽を楽しみ、滞在までできるとは…とてもエネルギッシュに運営されている施設ですよね!
今もなおカンタベリー大学の研究施設などもあるようで、ところどころ工事中のところもありましたが、本当に有効活用されている印象でした。
リノベーションされた施設は、公共施設にしろ民間にしろ、運営がイマイチな感じで行われているところも多々あると感じます。辛口コメントで大変恐縮ですが、展示と週数回しか開店していないカフェ、空いたスペースはシェアオフィス、という組み合わせが多いのではないでしょうか。
こちらのクライストチャーチアートセンターと、6年ほど前に訪れた台北にある「松山文創園区」は、大規模で広大な敷地面積にもかかわらずうまく運営されているような印象でした。
建物を一度解体する際に出てきた「モノ」を展示していました。
瓦礫と一緒に、カエルちゃんの消しゴムが展示されていてとても可愛かったです。
営業時間とアクセス
営業時間は、10時〜17時。
週7日、毎日営業されています!年末年始などの特別な休暇時は、念のため公式ホームページをご確認ください。
クライストチャーチアートセンターの公式ホームページはこちら
https://www.artscentre.org.nz
ホームページには、イベントの情報も掲載されています。
また、水曜日と日曜日には、90分の有料の施設ツアーも開催されているようです。歴史ある建物で個性豊かな運営をされているので、ガイドの説明を聞きながら施設を回るのもいいですね!
クライストチャーチアートセンターは、ハグレー公園のすぐそばにあります。
アートセンターの中庭から、ハグレー公園の紅葉と噴水が見えるのも素敵でした。
中庭にある通路から見えるハグレー公園。
アクセスは、市内中心部(バスインターチェンジ)からは徒歩で行くことができます。また、大きな駐車場もあるので、車で来られている方も多そうでした。
公共交通機関を利用したい方は、メトロバスが近くを通るようなので、17番線を利用しましょう。目の前には停車しないので、降りる位置はGoogle Mapなどで位置情報を確認しながら降りてください(停車するバスストップのアナウンスがありません)。
メトロバスの乗り方についてはこちらの記事「5. 乗車・下車の仕方」でご紹介しています。
また、シティツアーのトラム(路面電車)は、アートセンターの目の前でも停車してくれますよ。
おすすめショップ・Frances Nation(フランシスネイション)
私のおすすめのショップは、Frances Nation(フランシスネイション)というセレクトショップです。
ニュージーランド各地で作られた様々な工芸品や美術品を取扱うショップで、機能性やデザイン性にも優れたたくさんのプロダクトに心奪われます。
陶器や調理器具などのキッチン用品、ステーショナリーやアクセサリー、家具やアパレル、調味料や加工品など、ニュージーランド中から「いいもの」が集まっています。ニュージーランド製で質の良いお土産を探すのにもぴったりです。
それぞれの商品には、小さなカードが一緒に展示されていて、ニュージーランドのどの地域のプロダクトかどうかも分かるようになっていました。
私は、メリノウールのニットキャップを購入したのですが、とても質の良いメリノウールが49ドル(当時約4,650円)だったのには驚きです。産地ならではの価格ですね。日本だと倍以上すると思います。
また、お土産屋さんにあるウール製品はデザインが好みでないことが多々あったのですが、こちらのセレクトショップの取扱製品はシンプルで色もよく、私好みでした!(一応アパレル業界で9年働いていたのでこだわりが強いです!笑)
センスの良いお土産を探している方は、こちらの店舗はマストで訪れてみてください!
【アートセンター公式ホームページ】
Frances Nationの店舗ページはこちら
https://www.artscentre.org.nz/visit/retailers/frances-nation-home
いかがでしたか?
日本では見られないネオゴシック様式の歴史ある建物の美しさとともに、個性豊かな店舗や展示を楽しめるクライストチャーチアートセンター。
市内に滞在される方はぜひ足を運んでみてくださいね。
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