【100日後に○○になるわたし】応援欲を満たすことの意味

思考

やんかな
やんかな

100日後にTWICEのジヒョになる自分磨き第1話〜

最近こういうの多いですよね。100日かけて何かをやり遂げる方のSNS、見てますよわたしも。
わたしならまあ、「100日後に元気になる休職中独身アラサー奮闘記」とかですか。

このコンテンツが流行るのって、昨今のオーディション番組ブームにも通づるものがあるやつですよね。ご存じない方はアレです、NijiUです。ニジユー。ニジューか。

なぜこれを取り上げようと思ったかというのは、自分もこの応援コンテンツにハマるタイプの人間だからです。なぜこれにハマるかというのを立ち止まって考えずにやたらとハマっていた時期があって。そして今では、タイトルのような一般人が100日かけて変わるのを応援するコンテンツみたいなものまで爆増しているのだから、このまま何も考えずにブームに乗っかり続けるのが怖くなったんです。と同時に、世の中で流行っているものの背景に多少なりとも興味があるのです。

で、今立ち止まって考えてみたというわけです。

そして、こういう応援コンテンツにハマる理由を3つほど考えてみました。

努力は尊く美しく、そして難しいものだから

えー、なんか普通な回答きた、と自分でも思いましたが、こういう当たり前のことは最初に言っておくべきです。努力している人の姿は尊く美しい。と同時に、わたしくらいの年齢になれば、努力は叶うまで続けなければ報われないこともわかってきます。

努力は必ず報われる、というのは、叶うまで努力を続けるという意味でもある。努力は難しい。現実は甘くない。

だからこそ、それでも自分の可能性を信じてひたむきに練習するアイドル志望の少女たちや、結果を出し続けるために自らを追い込むアスリート、痩せるまでダイエットに奮闘するインフルエンサーの姿は尊く美しく、見ているこちらが勇気をもらい、感動させられるのです。

やんかな
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努力できるってすごい

自分も頑張るパワーをもらえるから

頑張っている人を応援することで、パワーが湧いてくる。そして、自分も頑張ろうと思える。

例えば、アイドルのファンとしてできる限りお金で還元したい=仕事を頑張って稼ぐ!という人や、推しのために可愛くなりたい=痩せてメイク頑張る!という人など、実際の行動につながるオタクが存在します。また、憧れの気持ちから応援していることもありますし、オオタニみたいになりたいと野球の練習を頑張る少年も日本全国にいると思います。とにかく、頑張る人に触発されて、行動を起こせることはとても素敵なことだと思います。

応援している自分もできる気がするから

おや、雲行きが怪しくなってきました。そんなわけありません。応援しているだけの自分は頑張っていませんし、できるかどうかわかりません。ところが、頑張っている人を応援していると、自分もその努力を疑似体験しているような気になることもあるのでは?と思うのです。

これが、近頃爆増している一般人の応援コンテンツが流行る理由の一つにもなっているのではないかと思います。オオタニ選手にはなれないしKPOPアイドルにはなれない。けれども独身アラサー、と言われればなんだか自分を投影してしまって、「この人にできるならわたしも頑張ればできる」というような気になってしまいませんか。そして、その人物に重ねて、自分を応援し肯定しているような気になるのです。独身アラサー休職中、という人がいたら、わたしは自分を重ねるでしょうし、なんならわたし以外の人の中には「自分はまだマシ、わたしならもっとできる」と安心する人も出てくるでしょう。

そこから触発されて自分も何かを始めるのであればよいですが、見ているだけの人も多いのではないかと思います。わたしも見てるだけです。そして、これはやばいのではないかと思うのです。

やんかな
やんかな

わたし、何もしてないやん

タイトルの「応援欲を満たす意味」とは

つまり、応援したいという欲を満たすだけでは、自分自身はそれほどポジティブな影響を受けていないと思うのです。はっきり言ってしまうと、あんま意味ない。

かくいうわたしも、Produce101シリーズ、ガールズプラネット、ボーイズプラネット、アイランド、青春スター、など…500人以上のアイドル練習生が頑張る姿を見てきましたが、歌が上手くなったりダンスが踊れるようになったりはしていません。(当然のことながら)

もちろん、エンタメとして最高に楽しいのですが、気をつけたいのは、応援している自分にひとり悦っていないかということ。

頑張っている人を応援していると、自分を棚に上げがちです。薄々そんな気はしていましたが、「わたしも頑張ってるし」と言い訳をしながら、容易に没入出来る目の前のエンタメに時間を費やしてしまっていたなと反省しております。自分の人生はこんなものと諦め、違う世界で努力する人々を見て満足していました。

自分が理想の自分になるために、まずは理想の姿とはどういうものか、その姿と今の自分とのギャップはどのくらいあるのかという現実を直視し、行動に移していきたいと思います。オーディション番組はしばらくお休み。わたしがわたしの応援団長になりましょう。

やんかな
やんかな

気合い入れろよ、自分!

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